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2010年冬季オリンピック特集バンクーバー冬季五輪チケット、次回購入プロセスは2009年中旬以降に※次回国内販売は6月6日に決定(4/2発表)

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バンクーバー冬季五輪まであと1年-カウントダウン時計「365日」に

「五輪チケット販売プロセス」
チケットを求める人が多い中、混乱を避けるため、カナダ国内では、4段階に分けてチケットを販売する。昨年、10月3日~11月7日にカナダ在住者を対象に五輪優先チケットを発売したところ、購入サイトには3日間で200万PVのアクセスがあった。国外からは、チケットを入手できない中、チケット販売は第2段階のプロセスから全国発売への調整を進めている。

「次回、カナダでのチケット販売は5月以降-日本では9月をめどに」
1段階目の在住者優先期間にチケットが当たらなかった人も購入できる機会を持つ2段階目のプロセス。早春をめどに販売を予定していたが、現在も調整が進められている状況。3月12日~21日に開催されるパラリンピック・チケットは5月6日にvancouver2010.comより販売することが決まっており、オリンピック・チケットの販売はその後、2009年中旬となる見方だ。チケットはVanocサイトから直接購入するかコールセンター(TEL 1-800-842-5387)でも受け付け、先着順に処理される。1人8枚まで入手可能だが、アイス・ホッケーなど人気の高いスポーツは4枚までと制限される可能性もある。現在、カナダの持つチケット枠の90%は購入済となっており、残されたチケットは1会場につき約10%という入手の厳しい状況にある。

2段階目のチケット販売後、2009年夏には1段階目のチケット購入者優先に、席番号を確定するが、取得したチケットの席範囲内で無作為に番号が選ばれるシステム。

日本では、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリストから9月ぐらいをめどにパッケージツアーを販売予定。チケットのみの販売も検討中だという。

パラリンピック・チケットの日本国内販売は、「グロリア・ツーリスト」が夏以降、チケットのみの販売とパッケージツアー「バンクーバー・パラリンピック応援ツアー」の両方をJTB法人営業上野支店とともに販売する。「北京五輪時のパラリンピック・チケットは時期早々に完売、入手は困難な状態だった。早めにご連絡を」(グロリア・ツーリスト)。

3段階目は2009年秋に」
1、2段階の席番号が確定次第、3段階目の販売プロセスに入る。この段階では購入したチケットに席番号も含まれるが、どのくらいのチケットが五輪直前となるチケット販売に割り当てられるかは未定だという。
「最終プロセス4段階目は大会期間中に」
本大会の始まる2月12日~28日の間、1日目から競技施設のボックスオフィス、Vanocサイト、メーンチケットセンターでも残りのチケットを販売する。
チケットの価格帯は25~775カナダドル。内、50%以上のチケットが175カナダドル以下。開・閉会式のチケットは175~1,100カナダドル。カナダ国外で販売されるチケットは20%程高い価格設定となる。
「カナダでのチケット・サプライヤーは4つ、ネット上の高値の取引に注意を」
カナダ国内では、Vanocサイト、Ticket.com、Jet Set Sports、CoSportだけが公式チケット・サプライヤーとして認められている。それ以外の認可されてない場所で購入したチケットは無効に処理され、入場が認められないこともある。複数のサイトで実際に高額で取引されているチケット。チケットの供給源をチェックすることが購入に際して必須になる。ただ現時点では、チケットは印刷されておらず、1段階目の販売過程でチケットを購入した人には確認書がメールで届けられている状態。実際のチケットは2009年11月~12月にかけて配達される予定。また、チケットには万が一、紛失・盗難にあった場合も再発行できるように、バーコードなど本人確認が可能なシステムを導入する。

 地元で開催される冬季五輪オリンピック。バンクーバー在住者にとって間近にオリンピックを観戦できるまたとないチャンス。チケット争奪戦も1段階目以上に熱く繰り広げられそうだ。

(2010冬季オリンピック特集)バンクーバー冬季オリンピック-9つの競技会場が舞台に

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