BC（ブリティッシュ・コロンビア）州観光局は現在、日本語で映像により州内各所を紹介する現地フィールドリポーター第2期生を募集している。

　同リポーターは自分が体験していることをカメラの前で説明しながら撮影し、編集するという1人3役をこなす。BC州担当者は「カメラの前で抵抗なく自然なアドリブができる方で、日本語と英語が自由に話せ、カメラやApple iMovie、Windows Makerなどの編集ソフトが扱える人」を募集している。

　昨年の第1期生はウィスコンシン州立大学ミルウォーキー校映画学科卒、ウェディングビデオの仕事の経験がある、まりこさん。まりこさんはウィスラーでのスノー・シュー体験やオカナガンの魅力、バンクーバーのグルメシーンなどを1年間リポートした。

　応募者は撮影に必要なカメラ、マイク装置を所有することが条件だが、一眼レフカメラでの撮影もクオリティーが高ければ可能。担当者は「各国語のリポーターがいるが、気軽に撮れるXactiのようなポケットサイズの画像映像両用のカメラを使っている人もいる」とする。取材は月１～2回の予定で、採用は1人～数人を予定。

　応募者はお気に入りの場所やアクティビティーを尋ねる短いインタビューを含む2～3分のデモテープをBC観光局受付サイトページまで提出する。募集要項の詳細はサイトで確認できる。募集締め切りは6月30日。