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バンクーバーの日本式洋食カフェ、口コミを中心に日本人の間で評判に

バンクーバーのウエストブロードウェー沿いの日本式洋食カフェ「kujyaku Cafe」が3開店以来、口コミを中心に話題となっている。写真は「えびカレー」

バンクーバーのウエストブロードウェー沿いの日本式洋食カフェ「kujyaku Cafe」が3開店以来、口コミを中心に話題となっている。写真は「えびカレー」

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 バンクーバーのウエスト・ブロードウエー沿いに3月にオープンした日本式洋食カフェ「Kujaku Cafe」(1869 West Broadway, Vancouver TEL 604-566-9766)の評判が口コミを中心に広がりを見せ、地元日本人の間で話題になっている。

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 ブロードウエー沿い、バラードストリート近くに店を構える同店は、店舗面積=約680スクエアフィート、席数=16席。3月の開店当初から広告宣伝は行わず口コミのみで集客してきたところ、地元ブロガーの紹介やツイッターなどで話題となり、じわじわと知名度を上げた。

 オーナーの生駒賢二郎さんは「小さい店なので最初から忙しくなり過ぎずに、来店客の様子や好みを見ながら少しずつ慣れていこうと思った。ブロガーさんなどに紹介していただいて多くの人に来ていただくようになり驚きながらも感謝している」と話す。

 料理に使うトマトソース、ホワイトソース、カレーなどはホームメード。日本、カナダで30年以上の調理経験を持つ生駒さんは開店前にバンクーバー中のレストランのカレーの多くを試し、日本の洋食のカレーを提供しようと野菜、ハーブ、スパイスなどを約4日間煮込む独自のカレーレシピを作り上げた。

 開店当初はチキンのみだったカレーは好評を得、エビとラムも開始。コーヒーは豆をローストして3日~2週間くらいまでのもののみを提供するなどのこだわりも。「日本的な洋食を食べに来てくれるお客さんたちに丁寧に作ったものを出しておいしいと言ってもらえればうれしい」と生駒さん。

 メニューは、ラムカレー(9.50カナダドル)、エビカレー(9カナダドル)、クリームコーンスープ(2.50カナダドル~)、トマトチキン(9.50カナダドル)、ガーリックサフロン・ライスグラタン(8.50カナダドル)、オーガニックコーヒー(1.85カナダドル~)など。

 店名の「Kujaku Cafe」の由来は「ずっと以前に読んだ小説に『孔雀』という名の良い感じのバーが出てきた。あんな店が現実にあったらいいという思いがあったので、自分の店の名前も『Kujaku 』にしてみた」と地元の人が憩う店内で笑顔を見せる。

 営業時間は7時~19時(土曜は11時~)。日曜定休。カレーなどのランチメニューは11時から提供する。

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