食べる

バンクーバーにミルクシェーク店「What’s Shaken」-オプション充実で人気に

ミルクシェーク専門店「What’s Shaken」のオーナーXiomara Lopezさん

ミルクシェーク専門店「What’s Shaken」のオーナーXiomara Lopezさん

  • 0

  •  

 イエールタウンに3月末オープンしたミルクシェーク専門店「What’s Shaken」(586 Davie Street, Vancouver、TEL 604-559-8813)が、本格的な夏到来に向けて、順調に客足を伸ばしている。

[広告]

 オーナーのXiomara Lopezさんが、約5年前に「ある日突然、家で無性にミルクシェークが飲みたくてたまらなくなり、おいしい店がないかいろいろ探したが、専門に取り扱っているところはなかったので、それなら自分でやってみようと思った」ことが起業のきっかけ。公園に面したロケーションは、「家族全員で楽しんでもらえる」店作りを目指すLopezさんにとっては「ここしかない最高の立地条件だった」。店舗面積は600平方フィート。席数は通りに面したカウンター4席で、客のほとんどがテークアウトする。

 新鮮な野菜、フルーツとバニラアイス(またはビーガン仕様のグルテンフリー「Coconut Bliss」アイス)を、注文を受けてからその場でジューサーにかけて作る「バー・スタイル」。個人の味の好みだけでなく、アレルギーなどで制限のある人やベジタリアンの人など全ての人のオーダーに対応できるよう、「メニューのパターンは無限に存在する」(Lopezさん)。オープン当初は「種類が多すぎて決められない」と迷う人が多かったため、ある程度、厳選したおすすめリストには「斬新かつクリエーティブで、何か新しい味に挑戦したい人にも気に入ってもらえる」メニューをそろえる。

 人気商品は、ココナツ・ウオーターとパイナップルにケールを組み合わせた「Kale Colada」、ミントの葉とチョコチップにバニラエッセンスとデーツを合わせた「Minty Chocolate Chip Bliss」(以上、9オンス・スナックサイズ=3.75カナダドル、20オンス・レギュラーサイズ=6.25カナダドル)など。目の前の公園には付近の犬たちが集まるドッグパークもあるため、犬連れで来店してもらえるよう、犬用おやつ(2カナダドル)も用意する。

 「これまでに来店客のリクエストで作った『Jello Milkshake』や『Peanut Butter & Jam Milkshake』は、不安に思いながら作ってみたが、意外においしく出来て驚いた」と話すLopezさん。「冷たいものが欲しくなる夏だけでなく、冬場でも足を運んでもらえるように、常に新しいメニューを工夫していきたい」と抱負を語る。

 営業時間は12時~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース