バンクーバーの独立系映画館The Cinematheque（1131 Howe St. Vancouver, TEL 604-688-8202）で7月4日、ジブリ映画16作品の上映が始まる。同館でのジブリ作品特集は昨年の12月に続いて2回目。

　今回上映されるのは「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」「魔女の宅急便」など北米でも人気の高い作品に加えて、日本国外での上映機会が少ない「おもひでぽろぽろ」「海が聞こえる」の2作品と前回の特集で上映されなかった「崖の上のポニョ」と「コクリコ坂から」を加えた計16作品。

　同館広報はジブリ作品を「温かく知的で詩的であり、昔話やSFから題材を取ったファンシーな形態でありながら、常に深い人間性と家族や人のつながりの温かさを描き、人間の良い面を信じ、環境や自然との関係を考えさせてくれる」と紹介する。

　作品は英語字幕付きの日本語上映（「崖の上のポニョ」のみ英語上映）。レーティングは全てPまたはPGだが、「もののけ姫」と「海が聞こえる」のみ14Aのため14歳以下の入場は大人の付き添いが必要。

　入場料は、大人＝12カナダドル、シニア・学生＝10カナダドル。ダブルビル（2作品を同日連続で見る）は、同＝15カナダドル、同＝13カナダドル。18歳以上は年間メンバーシップ（3カナダドル）の購入も必要。

　上映スケジュールはサイトに掲載する。8月5日まで。