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バンクーバー国際映画祭、開催間近 ハリウッド作品から邦画まで300本以上上映

日本でももうすぐ公開となる「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督)(写真提供=VIFF)

日本でももうすぐ公開となる「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督)(写真提供=VIFF)

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 バンクーバーの市内各所で9月28日から、「バンクーバー国際映画祭」が開催される。

バンクーバー国際映画祭上映予定の日本映画、「ハード・コア」(山下敦弘監督)

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 今年で38回目の映画祭。今年も70カ国から出品された300超の作品を上映する。オープニング作品はアトム・エゴヤン監督の「Guest of Honour」。カナダ出身のエゴヤン監督は映画祭期間中マスタークラスにも登壇する。クロージングではニコラス・ブドス監督のコメディー「La Belle Époque」を上映する。

 日本からは蜷川実花監督の「人間失格 太宰治と3人の女たち」、山下敦弘監督の「ハード・コア」、アニメ「海獣の子供」(渡辺歩監督)、東京国際映画祭でスプラッシュ部門監督賞、ウディネ・ファーイースト映画祭で新人監督賞を受賞した田中征爾監督の「メランコリック」、森下典子さんのエッセーを映画化した「日日是好日」(大森立嗣監督)の5作品と、ドイツ人のドーリス・デリエ監督作品で樹木希林さんの遺作「命みじかし、恋せよ乙女」、リンダ・ホーグランド監督による「江戸アバンギャルドの保護者」などを上映する。

 話題作ではメリル・ストリープさん主演の「ザ・ランドロマット‐パナマ文書流出」(スティーヴン・ソダーバーグ監督)、タイカ・ワイティティ監督が自らヒトラー役を演じる「ジョジョ・ラビット」など。カンヌ映画祭最高賞受賞の韓国映画「パラサイト」(ポン・ジュノ監督)、閉幕したばかりのベネチア国際映画祭でヨン・ファン監督が脚本賞を受賞した「ナンバーセブン・チェリー・レーン」とアジア各地からの話題作もラインアップに並ぶ。

 チケットは一般=15カナダドル~、学生(18歳以上)・シニア(65歳以上)=13カナダドル~。10月11日まで。

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