「第15回指圧国際大会」が8月9日・10日、バンクーバー中央図書館（9日、350 W Georgia St）、ブリティッシュ・コロンビア州立大学（10日、6138 Student Union Blvd UBC）で開催される。

　指圧の普及を目的に世界各国で開催されている同大会。今年は日加修好80周年記念行事の一環としてバンクーバーで行われる。バンクーバーでの開催は、1986年のカナダ国際博覧会の日本館で浪越徳冶郎氏らが500人以上に大指圧デモンストレーションして以来、2回目。主催は、日本指圧専門学校、カナダ指圧カレッジなど他3団体。

　バンクーバー中央図書館入り口では9日、「無料青空指圧デモンストレーション」（9時～17時、時間内先着順）が行われる。7台のマッサージ・チェアと10台のマッサージ・テーブルを用意、カナダ指圧師30人、日本やハワイ、メキシコから同大会のために来加する何十年の経験を持つ「指圧マスター」らなど40人、総勢70人が指圧を施す。

　10日は、ブリティッシュ・コロンビア州立大学で「指圧マスター」による無料指圧セミナーとワークショップが行われる（事前に申し込みが必要）。「指圧のプロからコツやツボの押し方などが学べる機会、すでに約150人の申し込みがある」（実行委員の阿部陽子さん）。

　同大会について、「経験の豊富な指圧の先生方が集結する今大会。この機会に、ワークショップやセミナーを通して普段はあまり指圧に触れる事のない一般の方にぜひ指圧を知ってもらいたい」（阿部さん）と参加を呼びかける。

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