JAL東京便就航40周年で記念イベント-地元太鼓グループの演奏も

東京-バンクーバー線就航40周年を記念して、JAL17便出発前にテープカットが行われた。

東京-バンクーバー線就航40周年を記念して、JAL17便出発前にテープカットが行われた。

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 バンクーバー国際空港(3211 Grant McConachie Way, Richmond)で9月12日、日本航空(JAL)の「東京-バンクーバー線就航40周年」記念イベントが行われ、運航を開始してちょうど40年となるJAL17便(12時45分バンクーバー発)出発前のターミナル内には祝賀ムードが漂った。

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 国際線ターミナル中央に位置するフードコート前では、10時30分から地元の和太鼓グループ「Chibi Taiko(ちび太鼓)」の演奏が行われ、迫力あふれる太鼓やドラの音が建物全体に響き渡ると、搭乗時間を待つ見送り客や搭乗客などが足を止めて聞き入った。

 記念式典では、大塚聖一在バンクーバー日本国総領事をはじめとしてMalcolm Brodieリッチモンド市長やバンクーバー空港公団代表、Canada Border Services Agency(カナダ国境サービス庁、CBSA)関係者が来賓として招かれ、17便出発直前にテープカットを行った。同便の利用客には搭乗ゲートで記念品も贈られた。

 日本航空バンクーバー支店長を務める篠原孝昌さんは「初めて日本の航空会社としてカナダへの乗り入れを開始してから40年。当時は週2往復の運航だったものが現在では東京との間を週7往復するまでに路線規模が拡大した。お客様のご愛顧と日本・カナダ関係当局のご支援のおかげにほかならない」と感謝の辞を述べ、「過去に例を見ない異常な燃油高にさらされた航空業界は、生き残りをかけた再編の波に洗われているが、この就航40年の重みを大切にして末永くバンクーバー路線の運航を続けていきたい」と抱負を語った。

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