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バンクーバーで「平和をつなぐキルト」作り-ホワイトロックの主婦ら中心に
(2008年11月04日)
バンクーバー郊外のアメリカ国境近くにあるホワイトロック市の主婦が中心となって活動を続ける「ホワイトロックの会」の提案で「平和をつなぐキルト」作りが進んでおり、大人だけでなく子どもたちも参加して作品の完成を目指している。
「ホワイトロックの会」は、2006年11月からピース・フィロソフィー・センター代表の乗松聡子さんの協力を得て、定期的に平和や現代社会の安全に関するビデオ鑑賞会や討論会を行っているグループ。乗松さんをはじめ、原京子さん、山本真理子さん、ロバーツ世以子(せいこ)さんの4人が中心メンバーとして活動しており、各回のトピックに興味のある人たちが、国籍・年齢・性別を問わず自由に参加できる。
キルト作りのきっかけとなったのは、原さんの手元に届いた日本からの絵葉書だったという。「日本国憲法第9条」を英語でパッチワークした作品「9条キルト」がデザインされたもので、製作者は横浜9条の会に所属する日高桂子さん。「『平和運動には、こんなに美しくて優しいやり方もあるんだ』と感動し、自分たちにもできる平和へのアピールを楽しみながらやってみたいと思った」(原さん)。
「私たちが平和を願う気持ちをひとつの目に見える形にしてみよう」「一人ひとりの声は小さくても、集まればひとつの形になる」をコンセプトに、口コミやチラシの配布で参加を呼びかけている。それぞれの参加者が、自由に色やデザインを選んで5センチ四方の布9枚を縫い合わせて基本の「ナインパッチ」を作り、それらをつなぎ合わせて1つの作品に仕上げる予定。
集まったナインパッチの数によって大きさやデザインを考えて、完成作品はピース・フィロソフィー・センターに寄贈し、「センターでのさまざまなイベント時に展示するなどして使ってもらえれば」(原さん)という。
11月1日には、バンクーバー・ダウンタウンのアート・ギャラリー「Centre A」(2 Hastings St., Vancouver)で日高さんの講演会が行われ、原さんたちも駆け付けた。日高さんは「自分の作品がきっかけとなって世界中に草の根レベルでの平和活動が広がっていることがとてもうれしい」と話し、「初心者でもやる気さえあれば必ず出来上がる。上手に作ることが目標ではなく、楽しみながら作ることが大切。チクチクと少しずつ針を動かしながらゆっくりと頑張って」とエールを送った。
「平和をつなぐキルト」作りへの参加希望者は同会(whiterock@peacephilosophy.com)まで。12月末まで受け付ける。
ピース・フィロソフィー・センターCentre A「バンクーバー9条の会」が「原爆と人間展」-市長も来場(バンクーバー経済新聞)
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