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なでしこジャパン、オランダ破り8強へ 次はオーストラリアと対戦

先制点をあげ喜ぶ有吉選手、大儀見選手ら Photo by Richi Lam/Getty Images

先制点をあげ喜ぶ有吉選手、大儀見選手ら Photo by Richi Lam/Getty Images

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 バンクーバーのBCプレースで6月23日、なでしこジャパンがオランダと対戦。後半終了間際に1点失点するも2-1で逃げ切り8強へと駒を進めた。

勝利を決め喜び合うなでしこジャパン

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 前半からスムーズなパスワークで攻めたなでしこジャパン。開始10分後に宮間、大儀見の連携でチャンスを作り出し有吉選手が大会初得点。後半も粘り強い守備でオランダに得点を許さず、日本側が数度得点のチャンスを逃したものの78分に再び宮間、大儀見のパスワークから阪口選手が追加点を獲得。このまま逃げ切るかと思えた終盤のロスタイム突入後に失点を許す場面も見られたが見事勝利をあげた。

 佐々木監督は「パスだけで終わらずシュートで意識的に終わったというところが狙いどおりだった。攻撃ではなく守備も良かった」と振り返り「(自分は)スピルバーグ監督なのでいつもハラハラドキドキの場面を最後に作ってしまうが次はそういうことなくいきたい」と冗談を交え笑顔を見せた。

 オランダの監督は「最後まで得点のチャンスはあったが残念ながらかなわなかった」と選手の健闘をたたえ、日本は「スペースをとても小さく固めておりボールをキープするのが難しかった」と敗因を振り返った。追加点を決めた阪口選手はプレーヤー・オブ・ザ・マッチも受賞。大儀見、宮間のパスワークで作りだされたシュートチャンスを「いいボールが来たら振り抜こうと思っていた」と話した。

 この日は地元在住日本人だけでなく、日本からの応援団も多く入場。試合後退場する選手らには「バンクーバー(決勝戦の会場)で待ってます」と声をかけるファンの姿も見られた。

 なでしこジャパン、次戦はエドモントへ移動、27日に4強をかけてオーストラリアと対戦する。

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