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ノースバンクーバーのベジタリアンカフェ、麺類メニューが人気に

一番人気の「Organic Spicy Tan Tan Ramen」(12.99カナダドル)

一番人気の「Organic Spicy Tan Tan Ramen」(12.99カナダドル)

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 ノースバンクーバーのベジタリアンカフェ「The Workshop Vegetarian Cafe」(296 Pemberton Ave., North Vancouver、TEL 604-973-0163)で、麺類メニューが人気となっている。

店内は明るくオープンな雰囲気

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 昨年9月にオープンした同店。白を基調とした店内に、大きな窓から差し込む自然光とスタッフ手作りの木製インテリアが温かみを添える。店舗面積は980平方フィートで、カウンター席を含む15席を設ける。共同経営者の一人でフィットネストレーナーをしている山田高史さんは「自分が育った自然豊かなコミュニティーの中に、落ち着いて体に良いものを食べられる空間を作りたいと思った」と、同所への出店理由を説明。店名の「ワークショップ」には、「皆が集まって一緒に何かを学んだり、高品質のものを作っていけたりする場所」という意味を込めた。

 「バンクーバーは健康に気を付けている人がとても多い。体作りには運動だけなく食べ物が大事」と強調し、「(ノースバンクーバーには)今まであまりなかったタイプの店として、日本食の良さを広め、いかに健康のために役立つかを紹介したかった」と山田さん。バンクーバーで人気が定着しているラーメンなどの麺類を一押しメニューとして提供し、可能な限りオーガニックの地元食材を使う。偶然通り掛かってカフェの看板を見て来店した人が「カフェなのにラーメン、しかもベジタリアン食」と驚かれることも多いという。

 広く見渡せるオープンキッチンで腕を振るうのは、自身もビーガンの山中北斗シェフ。「自分が考えて作ったものを食べた人たちの笑顔や、口にした直後の一言を目の前で聞くことができるのがうれしい」と話し、麺はもちろん使用するラー油なども一から手作りする。

 特に人気のメニューは「Organic Spicy Tan Tan Ramen」(12.99カナダドル)。昆布だしに野菜を加えて煮込んだスープをベースに、ヒヨコ豆、バターナット・スクウォッシュ、ゴマを合わせたみそでコクを出し、肉みそに見立てたナッツメドレー(パンプキンシード、クルミ、アーモンド、マッシュルームを刻んであえたもの)に自家製ラー油をトッピングして仕上げる。「普通のラーメンよりコクがあっておいしい」「思ったよりもしっかり満腹感が得られるのに胃にもたれない」「ダイエット中でも体に悪いことをしている気がしない」と好評だという。

 ランチタイム限定メニューには、玄米の上に山盛りの季節の野菜をのせて特製みそソースをかけた丼「Buddha Bowl」(9.99カナダドル)や、オーガニックしょうゆラーメン(12.99カナダドル)、オーガニック京都スタイルうどん(9.99カナダドル)なども。

 一日を通して提供する「All Day Menu」には、天然酵母を使用したパンを使ったピザトースト(5.95カナダドル)や「Smashed Avocado Toast」(1枚=4.99カナダドル、2枚=7.99カナダドル)、シナモンロール(3.50カナダドル)、キャロットケーキ(3.10カナダドル)、もちケーキ(2.50カナダドル)などの定番カフェメニューのほか、「ゆずジンジャーラテ」(Sサイズ=3.99カナダドル、レギュラーサイズ=4.25カナダドル)などの変わり種も取りそろえる。

 営業時間は8時~18時(麺類・丼メニューの提供は11時~17時30分)。日曜定休。

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