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ウオーターフロント駅にポップアップ「バーチャル・トイストア」-QRコードで注文

ウオーターフロント駅に登場したポップアップ「バーチャル・トイストア」

ウオーターフロント駅に登場したポップアップ「バーチャル・トイストア」

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 ウォルマート・カナダ(本社:オンタリオ州)が米玩具大手マテル社(本社:カリフォルニア州)と提携し、11月4日からバンクーバーのウオーターフロント駅、トロントのユニオン駅とGO Transit車両内に4週間の期間限定で「バーチャル・トイストア」を設置している。

「バーチャル・トイストア」ではQRコードをスマホで読み取って注文

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 「バーチャル・トイストア」は、今年のクリスマスプレゼント向け人気商品の中からMattel社が厳選したおもちゃの3D画像を展示し、そのQRコードをスマホで読み取って注文する仕組み。同社定番のバービー人形のほか、「Monster High」や「Hot Wheels」「Thomas & Friends」など50点以上を取りそろえ、注文した商品はウォルマート・カナダが自宅まで無料配達する。昨年、トロントで初めて提供して好評を得たサービスを、今年はさらに拡大。バンクーバーとモントリオールの駅構内にも設置するだけでなく、トロントでは公共交通機関の「GO Train」10両に販売拠点を追加した。

 「より多くの人たちがネットショッピングを楽しむようになった今、お客さまの買い物の手間を少しでも少なくするために、常に新しく画期的なアイデアを探している。その中の一つの試みで、昨年大成功を収めたもの」と説明するWalmart玩具開発部ディレクターのCheri Anthonyさん。「先端技術を駆使したマーケティングを両社ともに率先して行うことがうまく共鳴し、形になった」とする。

 マテル社のMelissa Farjoナショナル・アカウントマネジャーは「カナダ人の約半数がスマホを持つ時代。市場拡大は自然な流れ」とコメント。「限られた時間の中で、移動中にもプレゼントを購入することができるのは、年末の忙しい時期にクリスマスショッピングを終わらせるための完璧な解決法として喜ばれるはず」と自信を見せる。「毎日の通勤・通学で車両の中に缶詰め状態になる1~2時間の間に、いくつか買い物を済ませることができるので、多くの人で混み合うショッピングモールにわざわざ足を運ぶ必要がなくなる」とも。

 モントリオールのマギル駅では18日から同様のサービスを開始している。

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