日本の食料品店「すず屋」、日系センター内に移転オープン

「カナダ人からも人気を集める『山形の米』」を紹介する「すず屋のすずこさん」

「カナダ人からも人気を集める『山形の米』」を紹介する「すず屋のすずこさん」

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 日系ヘリテージセンター内に2月18日、日本の食料品店「すず屋」(6688 Southoaks Crescent, Burnaby)がオープンした。同店は以前、同センターから約4キロ離れた場所で店を構えていたが「日本人が集まるより便利な場所へ」移転しての再オープンとなる。

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 「店を早期にオープンすることを念頭に準備を進めてきた」ため内装はまだ手がつけられていないが、今後、徐々に「日本っぽいデザインの店内にしたい」(オーナーの猪田雅公さん)という。店内は約750スクエアフィートで以前より広くなり、練り物、肉、魚などを収容する冷凍庫を店内奥に配置する。

 バンクーバー首都圏では中国系、韓国系のスーパーは多く見られるが、日系のスーパーは少ない。日系センターは日本語学校や柔道などの習いごとなどに多くの日本人が利用している場所。猪田さんは「駐車場も完備しているため場所を移動して良かった」と話す。

前店のオープン時から同店の店長を務める「すず屋のすずこさん」こと早瀬寿々子さんはほぼ全ての商品を自身も試しているという。「気軽に様子を見に来て、商品に対して質問していただければ」と笑顔で話す。

 すずこさんは販売する各米の特徴も丁寧に説明し、「米はおいしいものを提供したい」と常時10~12種類を取りそろえる。「価格も他店より低く設定していると思う。実際、オープンから4日間で100袋が売れて驚いた」とも。

 3月中には日本の「Cake-ya(ケーキ屋)」さんの商品、夏には日本人の農家が作る野菜も販売していく予定。

 営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休。

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