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ハリポタ新作本、バンクーバーでの販売開始に行列 魔法使い姿の熱烈ファンも

「ハリー・ポッターと呪いの子」を手にして喜ぶ熱狂的ファンのHayley Foxさん(写真右:グリフィンドールの制服)とElektra Torgersenさん(写真左:ハッフルパフの制服)

「ハリー・ポッターと呪いの子」を手にして喜ぶ熱狂的ファンのHayley Foxさん(写真右:グリフィンドールの制服)とElektra Torgersenさん(写真左:ハッフルパフの制服)

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 バンクーバー中心部グランビル通り沿いの大型書店「Indigo」(2505 Granville Street, Vancouver、TEL 604-731-7822)で7月30日、「ハリー・ポッター」シリーズ最新刊となる「Harry Potter and the Cursed Child -Parts One and Two- Special Rehearsal Edition Script(ハリー・ポッターと呪いの子 第1部、第2部特別リハーサル版)」の発売記念イベント「Midnight Magic」が開かれ、この日を待ちわびていたファンたちが行列を作った。

販売開始イベントに多くのファンが行列を作った

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 同店では、31日0時01分の販売開始を前に、営業時間を特別延長して22時から「ハリー・ポッター豆知識クイズ大会」や「ハリーの誕生日記念写真撮影」、「巨大バースデーカード作り」「ドビーに靴下を履かせよう」などのアクティビティーを準備。ネット予約後、同店での受け取りを指定していた約500人が、真夜中までのカウントダウンをしながら、ハリポタトークを楽しんだ。

 同作は、シリーズ第7作「ハリー・ポッターと死の秘宝」での戦いから19年後、3人の子どもの父親となったハリーと次男のアルバスを中心に描いた作品で、ロンドンで現地時間7月30日に開幕した2部構成の演劇の特別リハーサル脚本を書籍化したもの。プレビュー公演期間中には、作者J.K.ローリングさんが自身のツイッターで「#KeepTheSecret」というハッシュタグを付けて「ネタバレ禁止」を呼び掛けていた。

 Indigo社のKirsten Chapman広報主任は「私たち自身もハリー・ポッターの大ファンで、J.K.ローリングの作り出す魔法の世界に再び浸れる日まで今か今かと待ち続けてきた。カナダ全土でファンたちが集える場所としてこの作品の発売を祝いたい」とする。

 グリフィンドールの制服に身を包んで行列に並んだHayley Foxさんは「9歳の時に第1作を初めて読んだ日からずっとハリー・ポッターの世界にはまっている。今まで毎回新作が出るたびに、真夜中のリリースイベントに来たかったが、母が絶対許してくれず、25歳になった今やっと念願がかなって、こうしてポッターヘッドの仲間たちと興奮を分かち合えて本当にうれしい」と、本を持つ手を震わせ、「これからそのまま朝まで読み続ける」と家路に着いた。

 同作の日本語版は、静山社が今年11月に出版する予定。

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