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リッチモンドのナイトマーケットに日本人経営のコロッケ屋台 手軽さが好評

青木久美子さん(左)とスタッフ

青木久美子さん(左)とスタッフ

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 バンクーバー国際空港近くに夏季限定で展開している「リッチモンドナイトマーケット」に日本人経営のコロッケ屋台「Mogu」が今年から出店しており、来場者から好評を得ている。

「Mogu」で販売するコロッケ

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 同店を経営するのは青木祐次朗さんと久美子さん夫妻。ダウンタウンでみそカツサンドやかぼちゃコロッケサンドなどを販売するフードトラック「Mogu」を運営する傍ら、2013年から同ナイトマーケットにチキン唐揚げの屋台を出店。今年からは祐次朗さんがから揚げ店を担当し、久美子さんが新しく出したコロッケ屋台を切り盛りする分業体制にした。

 久美子さんは「家族連れや観光客などいろいろなお客さんが来られているので、ビジネスマンのランチ客が多いダウンタウンとは違った感じで楽しんでいる」と話す。中華系の屋台やデザート店が多い中、コロッケ屋台は唯一。「いろいろな食べ物やデザートを少しずつ楽しみたい方も多いので、歩きながら食べられるコロッケの手軽さが受けているようだ」とも。

 屋台では事前に丸めたタネを用意し、注文が入ると同時に揚げて「アツアツを」提供。マーケットのオープン当初は天候に恵まれない日も多かったが、夏らしい日が増えてきた最近は客足も好調に伸び、「多い日は300個くらいを揚げ続ける」と、久美子さんはコロッケを丸める手を休めることなく笑顔を見せる。

 価格は、1個=3カナダドル、3個=6カナダドル、5個=9カナダドル。営業時間は金曜・土曜=19時~24時、日曜・祝日=19時~23時。ナイトマーケットの入場料は3.25カナダドル(10歳以下と60歳以上は無料)。10月10日まで。

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