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バンクーバー美術館北側広場がリニューアル 市民イベントの場として利便性向上

噴水がなくなりタイル張りになった新プラザ

噴水がなくなりタイル張りになった新プラザ

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  バンクーバー市は6月22日、バンクーバー美術館北側のプラザの改修をほぼ終了し再オープンした。

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 総工費用960万カナダドルをかけて改修した同プラザは広さ4197平方メートル、最大収容人数は1500人。1912年のオープン以来、冬季五輪などの市民イベントだけでなく「オキュパイ・バンクーバー」や「420マリフアナ・デー」など政治的なプロテスト活動の会場となった歴史を持つ。

 同市のHether Deal議員は「このプラザはバンクーバーで行われる主要なイベント会場となり、市民がリラックスできる憩いの場でもあった」と振り返り「今回の改修で地面はタイル張りになり屋根付きのスペースも新たに設け、悪天候時や車いすの利用などにも便利になった。これからも市民が集まる場所として、より一層活用されていくだろう」と期待する。

 冬の悪天候のため工事は予定より遅れ東側パビリオンスペースなどがまだ完成していないが、予定通り24日には「バンクーバー・ジャズフェスティバル」の会場として多くの市民が音楽を楽しむ姿が見られた。

 最終的な完成は夏の終わりになる見込み。

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