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バンクーバーでカナダVSアメリカの女子サッカーライバル対戦 2万8000人動員

女子サッカー親善試合「カナダ対アメリカ」戦(写真=Moe Yang)

女子サッカー親善試合「カナダ対アメリカ」戦(写真=Moe Yang)

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 バンクーバーのBCプレーススタジアム(777 Pacific Blvd. Vancouver)で11月9日、女子サッカーの親善試合「カナダ対アメリカ」戦が行われ、1-1で引き分けた。

若手を多く起用してアメリカ戦に臨んだ女子サッカーカナダ代表

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 試合は開始直後から互角の戦いを見せ、前半31分、アメリカのアレックス・モーガン選手が先制点を得点。粘り強く攻めを続けたカナダも後半57分、エイドリアナ・リオン選手のゴールで同点に持ち込み終了した。

 2万8017人の観客が大歓声を送るなか行われた同親善試合。世界ランキング1位のアメリカに対してカナダ女子は現在5位。対アメリカ戦では2001年以来勝利していない。カナダのジョン・ハードマン監督は「今日の結果は引き分けたが選手たちが素晴らしい動きを見せ主導権を握ることもできた。対アメリカ戦に向けて準備を重ねてきたことが十分に効果を発揮していたので自信にもつながった」と選手を称えた

 ヨーロッパのクラブに参加している選手がいることもあり、今回のカナダは多くの若手を起用したチーム構成に。クリスティン・シンクレア選手やデジレー・スコット選手ら代表常連選手たちと共に、6人の10代選手がロースター入りした。ハードマン監督は「若い選手たちの成長ぶりは素晴らしく、この観衆の中でアメリカ相手に良いプレーをしたことは今後に向けて非常に大きな収穫」と喜んだ。

 試合後取材に応じた19歳のジェシー・フレミング選手は「(16歳から代表入りしているが)代表入りを毎回とても光栄に感じている」と話し「自分もチームも今日の試合後は、すぐまた次の試合をして今度こそ勝ちたいと感じていた」と若いチームならではの勢いを示した。 

 地元BC州出身で16歳のジョーディン・ハイトマ選手は「ゴールは出来なかったが、チームの雰囲気は素晴らしかったし次の試合では勝てると思う」と話し、「(ゲーム中、頭部に負傷したが)傷が残るみたいだが気にはしない。地元の観衆の前でプレー出来たことが嬉しかった」と笑顔で感想を話した。

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