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テレビドラマ「Riverdale」、BC州に6000万カナダドル超の経済効果

ドラマ「Riverdale(リバーデイル)」イメージ
画像提供:Motion Picture Association Canada

ドラマ「Riverdale(リバーデイル)」イメージ 画像提供:Motion Picture Association Canada

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 カナダ映画協会(Motion Picture Association Canada)は11月29日、ワーナーブラザーズ社制作のヒットドラマ「Riverdale(リバーデイル)」が撮影地のバンクーバーエリアに与えた経済波及効果は6000万カナダドル以上との分析を発表した。

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 同協会の分析によると、これまで撮影された同作2シーズンを合わせた経済効果は6040万カナダドル。うち75%が州内の制作クルーへの賃金で25%は購入やサービス利用への支出だった。最初のシーズンだけでも1041人の雇用を生み出し22.4ミリオンカナダドルが州内で消費された。

 同ドラマはポイントグレイやニューウェストミンスター、ラングレーなどバンクーバーエリアをメインに州内31のコミュニティーをロケ地として利用しており、市民たちが見覚えのある場所をドラマ内で確認できるだけでなく州外や国外からのファンが撮影現場を訪れるなど新たに観光地化とする効果も見られている。

 ブリティッシュコロンビア州は映画産業への税制優遇処置などを実施し積極的にロケ地を誘致しており、バンクーバーエリアは「北のハリウッド」という呼び方が定着するほど映画・ドラマの撮影が多く行われている。州観光・芸術・文化局長のリサ・ベアーさんは「今回発表された『Riverdale』の数字は、映画産業がBC州の人々に素晴らしい雇用機会を与え、経済の幅広いエリアで継続的に良い影響を及ぼしていることの表れ」と喜ぶ。

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