レトロデザイン・アンド・アンティーク・フェア-175以上の店が一堂に

大勢の来客でにぎわうアンティークフェア会場

大勢の来客でにぎわうアンティークフェア会場

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 レトロデザイン品、アンティークが集まる「Retro Design & Antiques Fair」が10月21日、コマーシャルドライブ「Croatian Cultural Center」(3250 Commercial Drive, Vancouver)で行われた。主催は、21 ST Century Promotion。

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 同フェアは、「アンティークコレクターが楽しめる1日で、ディーラーもバーゲン価格で商品を紹介する機会があれば」と同社Renee Lafontaine社長が8年前に始めた。1年目は、2つのフェアを開催するにとどまったが、今では、年間12のアンティークに関連するフェアをバンクーバー市内、近郊で開催している。毎回、約1,500~2,000人が訪れるという。

 会場内には、ミッド・センチュリー・モダン、ビンテージ・エステートジュエリー(古くて財産価値のある宝石)、クラシック・ポップカルチャー、フレンチカントリー・コレクタブルズ、レトロ・グラム・アクセサリー、アール・ヌーヴォ、アール・デコなど175のさまざまなスタイルの品物が並び、熱心に各ブースを物色するディーラーやコレクターの姿が見られた。来場者の質問にも各ブースのディーラーが丁寧に答えるなど、「1日いても時間が足りないくらい品物も種類も豊富」という声も。中には、日本人形や漬物入れなどのジャパニーズアンティーク、50年前のベースボールカード、ヒトラーの切手など珍しいコレクションも見られた。

 会場内には、先着順で「お宝」鑑定が受けられる「appraisal clinics(鑑定所)」も設けられ、CBCのカナディアン・アンティーク・ロードショーに出演するなど高い評価を受けている鑑定士、Gale Pirie さんが鑑定を行った。

 Rennee社長は「何かちょっとほかの人とは違ったもの、その辺の店では簡単に手に入らないもの、求めやすい価格だけど特別なもので、楽しい要素があるものを探している方にぴったりなフェア。目の利くコレクターなら今のトレンドとフレンチカントリーやミッド・センチュリー・モダンなどが美しくミックスされていることが分かってもらえると思う」と話している。

 次回は、12月2日に同所で開催予定。

21 ST Century Promotion

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