アーティスト田中功起さん、バンクーバーでライトをテーマに展覧会

「ライト」をテーマにした展覧会を開いている田中功起さん(=作品の前で)

「ライト」をテーマにした展覧会を開いている田中功起さん(=作品の前で)

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 Center A Vancouver International Center for Contemporary Asian Art (センターA バンクーバー国際現代アジアアートセンター、2 West Hastings Street, Vancouver)で11月9日、世界中で活躍する若手アーティスト、田中功起さんの「ライト」をテーマにした展覧会「Turning the Lights On(ターニング・ザ・ライト・オン)」のオープニングが開かれた。大勢の人々が会場を訪れ、オブジェから放たれる光の間を縫いながら、そのアートを鑑賞していた。

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 田中さんは、バンクーバーに滞在中の1カ月間で、約130個のライトや150のパレットを使い、450平方メートルの広いオープン・スペースに1つのインスタレーション(空間演出)を制作したほか、同ギャラリーのヘイスティング・ストリート沿いに面した約15フィート×20フィートの大窓には、ライトに関連したビデオプロジェクションも設けた。

 今回の展示は、2010年のオリンピックに向けてバンクーバー市が取り組む「キャロルストリート緑化計画」を目的とする「Intersection(インターセクション)」プロジェクトの一環。11月9日~12月8日の1カ月間、ヘイスティングスとキャロルストリートが交差するエリアを中心に、映像と光で新しい空間を演出するパブリック・アート・プロジェクトが展開される。「与えられた予算や期間内で自分のアートを表現するのはチャレンジ。ボランティアの方の協力も得て制作できた」と語る田中さん。自身の作品について、「日常的にありふれたものを題材に、メディアにこだわらず制作している」とも。

 同ギャラリーは、アジアの現代美術を中心に、さまざまなスタイルの展覧会やイベントを開催している。今年から、キュレーターに就任した原万希子さんは、カナダで日本人初のキュレーターだという。今回が原さんにとっても初めての企画。もともと田中さんのアートスタイルを知っていた原さんが田中さんにラブコールを送る形で実現した。「昼はギャラリー内、夜は大窓と、昼と夜、両方のアートを楽しみに来ていただければうれしい」と話している。

 開場時間は11時~18時。日曜・月曜休館。展示は12月15日まで。

 ビデオのウインドウ・プロジェクションは、毎週火曜~金曜の日没から夜中まで映し出され、ヘイスティングとキャロルストリートの交差点を光で彩る。

Center A

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