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「道頓堀プロレス」バンクーバーのASWに参戦 現地ファン前に熱戦繰り広げる

「道頓堀プロレス」と現地のレスラーたちとの試合の様子

「道頓堀プロレス」と現地のレスラーたちとの試合の様子

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  リッチモンド市のフレーザービューMB教会(11295 Melllis Drive, Richmond )で9月29日、大阪の道頓堀プロレスのレスラーが「ラウンド1ウエストコーストクラッシックトーナメント」に出場した。地元のASW(All Star Wrestling)との合同興行。

「道頓堀プロレス」代表の空牙選手

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 昨年に続きバンクーバー遠征を行った同プロレス。代表の空牙選手はバンクーバーエリアにも多くのファンを持ち現地での知名度も高い。「昨年10年ぶりにバンクーバーに遠征することができた際、多くのファンから熱い声援を受け本当にありがたいと思った。個人的にもバンクーバーは大変好きな街なので毎年戻って来て自分たちの戦いを見てもらえればと考えた」と、2年連続の遠征について話す。

 会場には現地のプロレスファンと共に日本人ファンも多く来場。プロレス観戦常連の男性ファンだけでなく、女性のグループや小さな子ども連れの家族も多く見られ、時に応援の声を上げ、時にブーイングやヤジを投げ掛けながらマットの上で繰り広げられる熱戦を見守った。

 今回遠征に参加したのは空牙選手、菅沼修選手、TORU選手、リアル・イヌナキン選手、大久保寛人選手、影山道雄選手、伊藤優作選手ら。豪快な大技を連発し、時には場外で椅子を投げつけたり、激しい闘いの合間には観客からのヤジにジョークで返したり、レフェリーも巻き込んで笑いを取るなどエンターテインメント要素も多く盛り込んだ試合を展開。女性選手が劣勢の中から巻き返し反撃を加えた際や、空牙選手の水吹きなどにはひときわ大きな声援が上がった。

 試合後ファンの写真撮影に気軽に応じた空牙さんは、「勝つのはもちろんだが、お客さんに楽しんでもらえなければ良い試合ではないと考えている。そのためにも体をしっかりと作り技を磨くことは怠らずにと若手にも常に伝えている」と信条を話し、「日本人の方も多く住んでいるようだし、(バンクーバーに)また戻って来たい」と笑顔を見せた。

 同プロレスはバンクーバー滞在中、サレー市、バーノン市でも興行を行った。

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