バンクーバーで「冬至の祭り」-多くの市民がランタン片手に行進

バンクーバー各所で行われた冬至祭りの行進の様子

バンクーバー各所で行われた冬至祭りの行進の様子

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 バンクーバーの市内各所で12月21日、冬至を祝う祭り「Winter Solstice Festival」が開催され多くの市民が松明やランタンを片手に集まった。今年で17回目。

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 同祭は、冬至の日を境に太陽が再び力を回復することを祝う古代ヨーロッパから続く習慣で、クリスマスの起源ともいわれている。バンクーバーではイエールタウン、グランビル・アイランド、コマーシャルドライブエリアなどの5カ所に集合場所とイベント会場を設置。各会場とも100人以上の地元民が集まりランタン片手に行進した。

 グランビル・アイランドの会場ではRhythm Spirit Drummersによる太鼓パフォーマンスの後行列を開始。ランタンを手に集まった参加者がグランビル・アイランド内を東西に行進、アイランド内西側にあるRon Basford Parkで他の集合場所から行進して来た参加者達と合流。The Vancouver Morris MenのMalpas Wassailの合唱とともに松明の点火が行われた後、The Cinder Bellasによる松明を使ったダイナミックなパフォーマンス、ダンスとドラム演奏などが参加者を楽しませた。

 自作のランタンを手に参加したバンクーバー在住のShaunaさんは「可能な限り毎年参加している。ランタンやたいまつの火は心を落ち着かせてくれるし、長く続く伝統行事は大切にしていきたいから」と話す。各会場近くのコミュニティーセンターなどでも手作りランタン講座が開かれ、多くの家族連れでにぎわった。

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