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バンクーバー桜祭り、にぎやかに幕開け-ダウンタウンでオープニングイベント

4月4日、今年もにぎやかに「バンクーバー桜祭り」が開幕

4月4日、今年もにぎやかに「バンクーバー桜祭り」が開幕

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 バンクーバー・ダウンタウンのスカイトレイン、バラード駅前広場で4月4日、「Cherry Jam Downtown」が行われ、約1カ月にわたる春のイベント、「バンクーバー桜祭り(Vancouver Cherry Blossom Festival、VCBF)」が開幕した。

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 当日は、あいにく小雨の降る中でのイベント開催となったが、同フェス恒例となった「俳句コンテスト」の過去作品を一句ずつ書いた紙をつけた白・緑・ピンクの風船をプレゼントして、今年のコンテストへの参加を呼びかけたほか、会場周辺の桜並木をバックに記念写真を撮る多くの来場者でにぎわった。

 ステージ上では、「Tojo’s」の東條英員(ひでかず)さんなど、地元日本食レストランのシェフらが家庭でもできるメニューの調理デモを行ったり、和太鼓グループ「Tetsu Taiko」とインドのボリウッド・スタイルを取り入れた「ワールド・アンブレラダンス」のコラボパフォーマンスやウクレレグループによる日本古謡「さくら」を披露したほか、「ちび太鼓」の勇壮な演奏や「Vancity Soran」の力強いダンスなどで、次々と観客を魅了した。

 日本食レストランのシェフたちが腕を振るった品々を集めて完成した特製弁当「SakuraB」(20カナダドル)は、予約販売分500食と当日販売分50食が完売。「今年、一番乗りの人は、イベント開始30分以上前から並んでいた」(Linda Poole同フェス実行委員長)。

 Pooleさんは「毎年、桜の開花状況は天候に大きく左右されるので、開催時期が近くなるとどきどきするが、このイベントを初めて運営するときにワシントンの桜祭り実行委員の人たちから『天気も桜も気まぐれで、自分たちにはどうすることもできないけれど、花が咲いていても咲いていなくても、バラエティー豊かな楽しいプログラムを組んでいれば、人は自然と桜の木の下に集まってくる』とアドバイスされた。それを信じて、常に何か新しいイベントを企画したり、従来の内容をより充実させる工夫をしてきたので、今年も多くの人に楽しんでもらいたい」と成功への抱負を語る。

 今年の桜祭りは、お花見サイクリングや写真コンテスト、夜桜を楽しむライトアップ、市内日本食レストラン10店舗での期間限定「桜メニュー」など、さまざまなプログラム満載で4月30日まで開催する。

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