ダウンタウン中心地にあるバンクーバー美術館前で2月7日から3日間、ギョーザを屋台形式で提供する「ギョーザフェス(Dumpling Fest)」が開かれた。多くの人が旧正月縁起物のギョーザを楽しみに訪れた。
旧正月イベント「CIBC Lunar Fest」の一環で開かれた同フェス。日本のギョーザとよく似た焼きギョーザや豚肉やエビ入りの蒸しギョーザ、ニラ入りの野菜ギョーザ、キムチギョーザ、魚肉入りシューマイなどに合わせて、鶏肉、タケノコ、シイタケなどが入った直径15センチの特大肉まんも販売。屋台内で次々と湯気を上げて調理される様子に、多くの観光客なども足を止めて見入っていた。
店頭で販売担当のスタッフの男性は「初日から連日3000個は販売したと思う。忙しいがギョーザは縁起の良い食べ物だし、おいしさも楽しんでもらえている様でうれしい」と話した。30分ほど並んでギョーザと焼きそばを注文したカナダ人女性は「中華料理は好きなのでギョーザは初めてではないが、正月に食べる物とは知らなかった。今年は良い年になる気がする」と笑顔で話した。