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バンクーバーに日本人夫婦がビーガン・プリン店-カボチャをベースに

ビーガン・プリン店を経営する日本人夫妻のSoramaruさんとHiroさん

ビーガン・プリン店を経営する日本人夫妻のSoramaruさんとHiroさん

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 ガスタウン近くのリチャーズストリート沿いに卵・乳製品を一切使用しないビーガン・プリン店「Vegan Pudding & Co.-organic」(101-422 Richards St. Vancouver TEL 778-379-0545)が1月下旬、オープンした。

カボチャをベースとしたビーガン・プリン「オリジナル」

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 同店はリチャーズ通りに面し、日本人夫妻のSoramaruさんとHiroさんが小さなテークアウト・ウインドーからプリンとハーブティーを販売する。詩人でもあるSoramaruさんは5年間飲食店に携わるベジタリアン。詩を読む会などで自作のプリンを紹介したところ口コミで評判が広がり、バンクーバーで人気のベジタリアンレストランなどでも取り扱うようになり、自身で店を開くこととなった。

 「リッチな味わいと滑らかさが売り」という同店のビーガン・プリンは卵・乳製品だけでなく、保存料、凝固剤などの添加物も一切使用しないため「非常に手間がかかる工程」を通して出来上がる。「材料の配合や製作工程は研究を重ねた」という。

 卵や乳製品の代わりにカボチャとココナツミルクを使用。白い砂糖は使わず、カボチャの自然の甘味以外にメープルシロップ、ココナツシュガーも利用し、プリンの色味と甘味を生み出す。

 種類は「カボチャ味+カラメルソース」のオリジナルプリンのほか、オリジナルをベースに抹茶とチョコをブレンドした「抹茶+黒ゴマソース」、「チョコレート+Wチョコレートソース」「アールグレイ+レモンカラメルソース」の4種(各4.75カナダドル)。

 バンクーバーでティーコンシェルジュとして活動するSugano Mayumiさんが厳選した、同店のプリンにマッチするハーブティーも提供する。

 Soramaruさんは「ビーガン、ベジタリアンの人もそうでない人も楽しめ、体に優しいプリン。厳選した食材を使用しているので、小さいお子さまやアレルギーがある方も安心して食べ続けていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~19時。月曜・火曜定休。売り切れで店を閉める場合もある。

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