バンクーバーのダウンタウン路上に6月2日、高さ約2.5メートルの巨大バナナが出現し、道行く人の注目を集めた。
事故を未然に防ぐことを呼び掛ける啓発キャンペーン「Can You See It Coming(危険が迫っているのが見えていますか?)」の一環で、非営利団体「The Community Against Preventable Injuries」が主催する。
ダウンタウンでも人通りが多いグランビルストリートとジョージアストリートの角で行った今回のキャンペーン。同団体スタッフは「BC州では毎年2000人がけがが原因で亡くなっている。目の前にあるバナナの皮に気が付けば踏んで転びけがをすることもない。危険に気付き事故を未然に防ぐ大切さを認識してもらえれば」と呼び掛けた。
現場では突然現れた巨大なバナナに、多くの人が足を止めスタッフから説明を聞いたり、バナナと記念撮影をしたりしていた。