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クリスティン・シンクレア選手、バンクーバーの女子FCチームのオーナーに

来春からバンクーバー・ライズFCのオーナーの一員となるクリスティン・シンクレア選手(写真提供=Vancouver Rise FC、写真=Craig Mitchel)

来春からバンクーバー・ライズFCのオーナーの一員となるクリスティン・シンクレア選手(写真提供=Vancouver Rise FC、写真=Craig Mitchel)

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 女子サッカーチーム「バンクーバー・ライズFC」(Vancouver Rise FC)は10月7日、地元出身のクリスティン・シンクレア選手が来春のリーグ開幕前には同チームにオーナーの一人として参加する予定だと発表した。

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 2025年の4月に始動予定の新女子サッカーリーグ、ノーザン・スーパーリーグ(Northern Super League)所属の同チーム。男子のMLSチーム、バンクーバー・ホワイトキャップスFCのオーナーが大部分を所有し、バーナビー市のスワンガード・スタジアムを拠点にカナダ各地からの5チームと対戦する。

 地元出身のシンクレアさんは、カナダ代表としてFIFA女子ワールドカップ6大会に出場、東京オリンピックでは優勝し、国際大会で男女を通じた生涯得点世界記録の190ゴールという功績を残している。就任に当たり、「バーナビーで育った私が、故郷の女子プロサッカークラブのオーナーになるとは想像したこともなかった」と喜びを表し、「ブリティッシュ・コロンビア州とカナダの全ての女の子たちに、女性にもスポーツ界でチャンスがあることを見てもらい、選手、コーチ、運営の一員としてスポーツに関わってみたいという希望を与えられたら」と意気込みを見せる。

 シンクレアさんは現在、ポートランド・ソーンズFCに所属しており、シーズン終了後の選手引退を表明している。バンクーバー・ライズFCには来春の開幕前に正式に参加する。

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