バンクーバーのユニークデザイン家具、「100%デザイン・東京」出展へ

デザイナー兼オーナーのジャドソン・ボーモントさんとユニークな家具

デザイナー兼オーナーのジャドソン・ボーモントさんとユニークな家具

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 ユニークなカスタム家具のデザイン・製造を手がけるバンクーバーのストレイトライン・デザイン(STRAIGHT LINE DESIGNS INC、1000 Parker Street)は、10月31日~11月4日に東京で開催される「100%DESIGN TOKYO」に出展する。同展への参加は今年が初。「100%DESIGN」は、ロンドン発の家具見本市の東京版として2005年から始まり、世界中からの新作家具やデザイナーが集まるインテリア業界最大級のイベント。

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 さまざまなデザイン家具の中でも、一風変わった独特のデザインの家具や彫刻、ディスプレーが特徴の同社。立っていることだけでも不思議な、歪んで、曲がったキャビネット。アニメのイメージを用いた「グランドファーザー時計」、犬が用をたしているように、1本、足をあげているテーブル「Bad Table」など、子ども向きで、おもちゃのような家具から、扉に木の彫刻が施され、閉めると彫刻がライトで照らされるエレガント・キャビネットやペットのためのキャンピングカー「Pet Camper」まで、バラエティー豊かなラインアップ。デザイナー兼オーナーのジャドソン・ボーモント(Judson Beaumont)さんは「スケッチができれば、何でも、どんなものでも作ることは可能」と話す。

 すべての家具は、デザインがユニークなだけでなく、機能的にも作られている。世界中から特注デザイン品の注文があり、映画のセット、大道具・小道具、子ども病院、公園、博物館、空港などのデザイン、プレイエリアなども手がける。顧客もさまざまで、中には有名セレブもいるという。「普通にある風景の中に、インスピレーションがある。もし、それを見つけたら、伸ばしたり、溶かしたり、何とかして、自分の思う良い方向に持っていくことが大事」と語るジャドソンさん。

 昨年、初めて東京国際家具見本市に出展。会場の壁にユニーク家具の絵を次々と描いていくライブパフォーマンスを見せたところ多くの人が足を止め、注目を集めたという。今回の出展でも、家具をアピールするためのパフォーマンスを考えているという。ジャドソンさんは「(日本に)行くのが待ちきれない。私たちの家具を見る時、日本の人々が思わずほほ笑む姿を見るのが楽しみ。驚いたり、笑ったり、面白いと思ったりと、作品に興味を持ってもらえればうれしい。ぜひ立ち寄ってほしい」とコメント。

 バンクーバーからはほかに、Clear Form Design、InterStyle Tiles、Brent Comberの3社が同展に初参加する。いずれも北米、アジア、ヨーロッパでも人気を得ている、バンクーバーを代表するインテリアデザイン会社。

Straight Lines Designs Inc100%Design Tokyo

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