バンクーバー冬季五輪のアイスホッケー競技会場近くにアイスホッケーのテーマ館「Molson Canadian Hockey House」(80 Pacific Blvd., Vancouver)がオープンし、多くのホッケーファンでにぎわっている。
敷地面積6万5,000平方フィートの巨大テントは、3,000人収容可能。五輪期間中、5万人を超える入場者を見込む。会場内では、ホッケーにちなんだアイテムや五輪参加国のユニフォームを展示するほか、103インチのプラズマ大画面で試合を配信するなどカナダの国民的スポーツともいえるアイスホッケーを満喫できるよう、さまざまなプログラムを企画する。歴代の有名ホッケー選手やカナダ五輪代表チームの選手たちがゲストとして来場する予定も。
昨年10月のチケット発売開始当初は、1日パスが500カナダドルとあまりの値段の高さに一般市民には手の届かないプレミアチケットとして話題を呼んだが、その後、99カナダドルまで価格を下げた。「現在1日パスはほぼ完売している。日によっては、VIPパスに少し余裕がある」(同プロジェクト・ディレクターStu Ballantyneさん)。
Hockey CanadaのBob Nicholson社長は「カナダの男女ホッケー代表が狙っているメダルの色は一つだけ。その願いがかなうよう、みんなでここに集まって盛大に応援しましょう」と呼びかける。
入場料はFan Zone Pass(1日パス)=99カナダドル、VIPラウンジパス(食事・ドリンク代含む)=450カナダドル~。入場できるのは19歳以上。2月28日まで。