スタンレーパークに「先住民文化村」今年も-スピリット列車が人気に

スタンレーパーク内に今年も先住民文化村「Klahowya Village」がオープン

スタンレーパーク内に今年も先住民文化村「Klahowya Village」がオープン

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 バンクーバーの観光名所スタンレーパーク内に今年もカナダの先住民文化村「Klahowya Village」がオープンし、多くの市民や観光客でにぎわっている。

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 10月にはハロウィーン、12月にはクリスマスをテーマにデコレーションを施したミニチュア列車が家族連れの人気アトラクションとなっている同エリア。夏の観光シーズンに新しい目玉を加え、バンクーバーが滞在型バケーションの目的地となるよう、昨年初めて期間限定で企画された先住民文化村が好評だったため、今年は開催期間を延長する。

 同施設内では、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の先住民文化を代表する昔ながらの踊りや音楽、彫刻などのオリジナルクラフトや昔話、料理を実際に体験できるほか、ミニチュア列車「スピリット・キャッチャー」号が1周13分のルートを走り、先住民に伝わる昔話を元にしたナレーションに合わせて、独特の衣装を身に着けたキャラクターたちが繰り広げるストーリー「Raven Saving the Sun」を楽しむことができる。

 「昨年、ヨーロッパやアメリカ、アジア各国から訪れた来場者の皆さんと話をしたとき、多くの人が先住民の文化にとても興味を持っていることを実感した」と話すBC州先住民観光協会のKeith Henry会長。「本物の体験ができる機会をより多く提供することが必要で、BC州はそれを実現するのに世界で一番適した場所だと思う。年長者から次の世代へ受け継ぎ、新しいものを生み出したり、消えかけた文化をまたよみがえらせるたりするめに観光業界が役立つことになる」とも。

 入場料は、大人=5カナダドル、子ども・シニア=3カナダドル、列車乗車料(入場料含む)は大人=10カナダドル、子ども・シニア=8カナダドル。2歳以下無料。9月11日まで。

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