世界のゲーム業界を率いるブレインたちが集結するビデオゲームデザインの博覧会「Game Design Expo 2008(ゲーム・デザイン・エキスポ2008)」が1月19日・20日、バンクーバー市内で開催される。会場は、19日=「Vancity Theater」(バンシティー・シアター、1181 Seymour Street)、20日=「Vancouver Film School」(バンクーバー・フィルム・スクール・ホーマーキャンパス、420 Homer Street)。
開催は今年で2回目。昨年に引き続き今年も発売開始より3週間という記録的な早さでチケットが完売するなど、ゲーム業界関係者らの期待を集めている。主催は、バンクーバー・フィルム・スクール。
会場では、これまで数々の人気ゲームを世界に送り出してきたBungie Studios(バンジースタジオ)、Eidos(アイドス)、EA(エレクトロニック・アーツ)、BioWare (バイオウェア)、Activision(アクティビジョン)、Storm Front Studios(ストームフロントスタジオ)のデザイナーやプロデューサー、CEO(最高経営責任者)による講演やパネルディスカッションが行われる。Console Wars(コンソール・ウォーズ)、Digital Acting & Interactive Narrative(デジタル・アクティング&インタラクティブナレーティブ)、Game Audio(ゲーム・オーディオ)などについてのテーマを設け、今後のゲームの未来を示唆する。
イベントの一環で、「バンクーバー・フィルム・スクール・ウエスト・ヘイスティングキャンパス」(390 West Hasting Street)では、将来、ゲーム業界で働きたいと考えている人のために同校のゲーム・デザイン・プログラム(20日12時~16時)や、ゲーム・アートやデザインのサンプル授業が受けられるワークショップ・クラスやゲームデモを体験できるオープンハウスを行う。「すでに300人以上が出席の予約をしている人気イベント。早めに来てくれると混雑が避けられる」(広報担当者)。
エキスポ・チケットは売り切れているが、ウェブサイトから名前を記入し、順番待ちすることができる。料金は、両日チケット=80カナダドル、土曜=50ドル、日曜=35ドル。オープンハウスは無料だが出席には登録が必要。