バンクーバーエリアで1月20日から、恒例のグルメイベント「Dine Out Vancouver 2012」が開催される。10周年を迎える今年は過去最多の225店のレストランが参加、スペシャルメニューや劇場とのタイアップ、料理教室などの趣向を凝らしバンクーバーの食文化をアピールする。主催はバンクーバー観光局。

　2003年のスタート以来、毎冬恒例のイベントとして定着している「Dine Out Vancouver」。オンライン予約サイトのOpen Tableによると、昨年は延べ5万4595人が同サイトを通じた予約で食事を楽しんだ。バンクーバー観光局CEO、Rick Antonsonさんは「この10年間で小規模なレストランのプロモーションから全市規模の食の祭典に発展した当イベントは、世界中のグルメの人たちにバンクーバーの食材、クリエーティブなシェフ、そして数々の受賞歴のあるレストランなどを楽しんでもらう良い機会」と話す。

　今年は初の企画として1月24日～26日の3日間、バンクーバー美術館北側に屋台村「Street Food City」も登場。市内で人気の高い屋台を一堂に集める。参加予定の屋台は、韓国・メキシカンフュージョンの「Coma Food Truck」、タコスの「Tacofino Cantina」、チキンサンドイッチの「The Brasserie」、南部スタイルBBQサンドイッチの「Re-up BBQ」など8店。

　期間中、参加レストランは18カナダドル、28カナダドル、38カナダドルの特別3コースメニューを提供。毎年好評を得ているチャイナタウンやガスタウン、グランビルアイランドでのフード・ツアーや、料理教室、バンクーバー・トローリーに乗って行くミステリーツアー「Secret Supper Soiree」、劇場とのタイアップ「Act 1, Eat 1」などのイベント企画も実施する。

　参加レストラン、メニュー、イベント詳細はサイトで確認できる。予約はサイトから行うか、各レストランにまで直接問い合わせる。2月5日まで。