バンクーバー水族館(845 Avison Way, Vancouver TEL 604-659-3474 )で11月22日、ホリデーシーズンに向けた特別展示「Luminescence: A Celebration of Aquatic Light」が始まり、発光生物による自然界のイルミネーションの数々を紹介している。
今回の展示では、クリスマスオーナメントのように光るクラゲ、蛍光色に光るアネモネ、サンゴ、サソリなど自然界に数多く存在する発光生物に焦点を当て、発光の仕組みや目的を紹介する。同館ゼネラルマネジャーのClint Wrightさんは「海の中で起こっている神秘的な発光について知るいい機会。生物が美しい光を発するこの展示は灰色の冬の日々を明るくしてくれるのでは」と話す。
発光以外にも自然界の発電例として、天井に飾られた折り紙アーティストJoseph Wuさん作の「くらげ」をデンキウナギの発電でライトアップするコーナーなども設け、自然エネルギーの魅力を伝える。例年の人気企画「スキューバ・クロース」(サンタクロースによる潜水デモ)やクリスマス映画「ポーラー・エクスプレス」4D版の上映も展開。
開館時間は9時30分~17時。入館料は、大人=21カナダドル、子ども(4歳~12歳)=13カナダドル、学生(13歳~18歳、18歳以上の場合は学生証の提示が必要)、シニア(65歳以上)=16カナダドル。2013年1月22日まで。