リッチモンドに巨大メノーラー設置-多宗教立ち並ぶ道路で展示一新

リッチモンド・ミュージアムで11月8日、多宗教が共存する道路がテーマの展示「Highway to Heaven」が開始、会場外には巨大メノーラーも設置された

リッチモンド・ミュージアムで11月8日、多宗教が共存する道路がテーマの展示「Highway to Heaven」が開始、会場外には巨大メノーラーも設置された

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 リッチモンド市中心部、Richmond Cultural Centre内にある Richmond Museum (7700 Minoru Gate, Richmond TEL 604-247-8300)で11月8日、新展示「 Highway to Heaven: Richmond’s Multi-faith Community」が始まり、オープニングでは建物前の広場に設置された巨大メノーラーへの点火式が行われた。

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 展示タイトルとなっている「Highway to Heaven」とは、キリスト教会や教育機関、仏教寺院、ユダヤ教シナゴーグ、イスラム教モスクなど20以上の宗教施設が立ち並ぶ市内のNo5 Rd.を指す呼称。

 今回の展示では50フィートの道路模型を制作、沿道に並ぶそれぞれの宗教施設を紹介し、市内30以上の宗教団体からの協力を得て仏像や経典、装飾品や寺院内の写真などを展示する。

 オープニングセレモニーではBrodie リッチモンド市長が「多くの宗教が共存して作るコミュニティー、リッチモンド市を誇りに思う」とあいさつ、市会議員、各宗教団体の代表者などが一堂にそろい今回の展示開始を祝った。

 展示の一環として建物前の広場には高さ25フィート、重さ5000ポンドの巨大メノーラーを設置。参加者が見守るなかユダヤ教の祭り「ハヌカ」の第1日目を祝う点火が行われた。

 ミュージアム開館時間は、月曜~金曜=9時~21時30分、土曜・日曜=10時~17時。入場無料。来年7月1日まで。

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