バンクーバーのガスタウン名物の蒸気時計が10月8日、修理のため撤去された。
1976年に時計職人のRay Saundersが1800年代の様式で製作した同時計は、翌年ガスタウンエリア再開発計画の一環として同所に設置された。以来37年間、15分ごとに吹き上げる蒸気が鳴らす笛の音色が多くの市民や観光客を楽しませてきた。
今回の修理は、内部のボールを動かす部分が近年うまく作動しなくなってきたために行う。市では観光シーズンの落ち着きを待ち、いったん撤去して修理を行うことを決定した。修理には数週間を見込んでおり、12月初旬のクリスマスシーズン前には再設置する予定。