オンライン通販「アマゾン・カナダ」が2月1日、「カナダで一番ロマンチックな街リスト」を発表し、ビクトリアが4年連続トップの座に輝いた。2015年の同社年間売り上げデータを基にまとめたもので、リストの発表は今回が7年目。ブリティッシュ・コロンビア(BC)州からはノースバンクーバーが2位、バンクーバーが4位と健闘したほか、ケロウナ(12位)、ナナイモ(15位)、ラングレー(18位)、カムループス(20位)の計6都市がトップ20入りを果たした。
人口8万人以上の都市を対象として、恋愛小説や男女関係をテーマにしたハウツー本、ラブコメDVDやラブソング、宝石・貴金属類、性生活関連グッズの売り上げを1人当たりの購入金額に換算して比較した同リスト。総合1位のビクトリアは全カテゴリーでトップを記録し他都市を圧倒、オンタリオ州からもウォータールー(3位)、キングストン(7位)、ゲルフ(8位)、オークビル(9位)、ロンドン(17位)、キッチナー(19位)と6都市がリスト入りした。
恋愛小説の売り上げは他州に比べて圧倒的にBC州が多く、中でも特に「Grey: Fifty Shades of Grey as Told by Christian(クリスチャンが語るフィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)」(E.L. James著)が一番人気だった。カナダ全土で売り上げが最も多かったラブコメDVDは「The Hundred-Foot Journey(マダム・マロリーと魔法のスパイス)」だったほか、定番の「プリティ・ウーマン」や「While You Were Sleeping(あなたが寝てる間に)」「Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)」も売り上げを伸ばした。