バンクーバーのBCプレーススタジアム(777 Pacific Blvd. Vancouver)で3月10日・11日、ラグビー「HSBCカナダセブンズ」大会が開催され、フィジーがケニアを31-12で破り優勝した。
2月のニュージーランド大会で優勝したフィジーは初日から堅実な攻めで得点を重ね3連勝。2日目の準決勝ではシリーズ1位の南アフリカを15-12で下し、決勝も後半に独壇場の3連続トライを決め勝利を手にした。3位は南アフリカで、カナダは14位だった。
2日間で7万7096人を動員した同大会。会場はおなじみのユニークなコスチューム姿の観客であふれた。移民の国カナダらしく各国の応援団がいる中、ひときわ注目を集めたのがフィジー応援団。最前列を彩るライトブルーの国旗や太鼓などで応援を盛り上げ、優勝の際には大きな歓声を上げ喜ぶ姿が見られた。
今シリーズ2勝目のフィジーは計101ポイントとなり、総合ランキング2位に浮上した。