先日行われたボストンマラソンでは17位に終わったが、昨年は同マラソン大会で優勝を果たした川内優輝選手が5月5日、「BMOバンクーバーマラソン」に参加する。
バンクーバーの美しい自然を背景に走るコースも参加者を魅了するバンクーバーマラソン
川内選手は「カナダで初めて走るレースがBMOバンクーバーマラソンとなり大変楽しみにしている。バンクーバーは世界でも最も美しい街の一つと聞いている。その街を多くのランナー仲間たちと走るのが待ちきれない」と話す。
同マラソンの大会記録は2015年にケニアのルカ・チェリモ選手が出した2時間18秒37。川内選手の自己ベストは2時間8分14秒のため今大会での新記録の達成にも期待が掛かる。川内選手は「目標は優勝」と意気込みを表す。
海と山の景観が美しいバンクーバー市内を走る同マラソンは、世界中のランナーから人気の海外遠征先の一つ。今年も、国外からは世界65カ国からの3500人以上、国内合わせ1万7250人がすでにエントリーしている。
開催前日の4日には川内選手をはじめ、昨年優勝のロビン・ワトソン選手、女性2位のマルガリータ・キンテロ選手らが大会関連イベント「Expo」でトークパネルにも参加する。会場はバンクーバーコンベンションセンター(East 999 Canada Place, Vancouver)。開催時間は12時~。入場無料。
BMOバンクーバーマラソンは5月1日まで一般の参加も受け付けており、参加料金はフルマラソン=145カナダドル~、ハーフマラソン=115カナダドル~。4人で走るリレー、キッズランなどもある。登録はサイトから。