バンクーバーエリアの水道管理やごみ処理などを管轄する「Metro Vancouver」が4月29日、ダウンタウンのウオーターフロント駅で新キャラクター「Pee(ピー)」と「Poo(プー)」が「トイレに異物を流さないで」と通行人に呼び掛ける映像を発表した。
(左から)「トイレに異物を流さないで」と呼び掛けるキャンペーンに登場したPeeとPoo
「The Unflushables(流せないもの)」啓発キャンペーンの一環。着ぐるみで「おしっこ」を意味する「Pee(ピー)」と「うんち」を意味する「Poo(プー)」をキャラクター化した今回のキャンペーンは、デンタルフロス、生理用品、髪の毛、コンドーム、ウエットワイプなど、トイレに流される異物が原因で起こる「詰まり」で毎年修理や処理のために多くの税金が使われていることをPRする。中でも「流せる」と表示があるウエットワイプの多くは水の中でも長時間溶けずに残るため詰まりの原因となりやすいという。
Metro Vancouverマネジャーのラリーナ・ロペスさんは「流してはいけない物を知ってもらいたい。流して良いのはトイレットペーパーとPeeとPooだけ」と呼び掛ける。