バンクーバー、ダウンタウンにあるBC Place Stadium(777 Pacific Blvd, Vancouver)で5月22日~24日、食の祭典「EAT ! Vancouver , The Everything Food + Cooking Festival」が開催されている。主催はFood Networkで、今年で8回目のイベント。
約220の飲食・食料品店がブースを設置、世界中の食品や料理を紹介する。各ブースでは食品のサンプルが配られ会場内を食べ歩くことができるほか、ワインやビールなどのアルコール・ドリンクのテイスティングコーナーも設ける(試飲には身分証明書の提示が必要)。
会場内の「JAPAN」ブースでは米やお茶を紹介。今回初出店した「松前屋」はカナダではあまり知られていない昆布を紹介する。同店の松村茂社長は「味に立体感を持たせるうま味という認識をカナダにもっと広めていきたい。いつかは世界中のシェフにしょうゆや塩の代わりに昆布や昆布のだし汁を使ってもらえれば」と話す。
「EAT ! Vancouver」の広報担当George J.Acsさんは、「昨年の2万8,500人を越える3万人の人出を期待している。半数以上が新しいブース。昨年、来場した人も新しい味を発見できるのでは」と話す。
会場特設ステージでは、BC州のシェフが集い、「Master Chef」の称号を目指して競い合うイベントや、最終日には地元の人気すし店「ZERO ONE」や「Tojo’s」によるテイスティング・パフォーマンスなども行われる。
開催時間は22日=16時~21時、23日=11時~21時、24日=11時~17時。入場料は、大人=15カナダドル、7~14歳=6カナダドル、65歳以上と6歳以下は無料。