スタンレーパークで緊急災害模擬訓練-飛行機にヘリコプター、けが人役の俳優も

スタンレーパーク内での飛行機墜落事故を想定して行われた模擬訓練では、けが人役に俳優も加わって、臨場感が増した。

スタンレーパーク内での飛行機墜落事故を想定して行われた模擬訓練では、けが人役に俳優も加わって、臨場感が増した。

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 バンクーバーの観光名所スタンレーパーク(2099 Beach Avenue, Vancouver)内Brockton Ovalで5月28日、地元の警察、消防などを総動員した「緊急災害模擬訓練」が2時間半にわたって行われた。

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 バンクーバー警察、消防署のほか、カナダ海軍、州の森林管理局など計11団体から50人以上が参加。「小型飛行機の墜落により、10人のけが人が出た」という事態を想定して、けが人役として血のりやメークを施した俳優たちがボランティアで加わるなど、よりリアルに設定した「事故現場」で、消火作業や救出作業、けが人の手当てなど、各担当エリアに分かれて訓練を行った。

 バンクーバー消防署広報担当のGabe Roderさんは「バンクーバーには公園も多く、特にスタンレーパークの広範囲にわたる森林の火災や、周辺で頻繁に離着陸している小型飛行機の事故など、いつ何が起こるか分からない」と話し、「異なる部署が協力して緊急事態に備えるために、毎年、合同で訓練を行っている。互いの連係プレーがスムーズに進み、コミュニケーションシステムなどの確認もできた」と今回の訓練の成果を評価した。

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