バンクーバーの無料サッカーイベントに大観衆-NBA選手の意外な活躍に盛り上がる

無料チャリティーサッカーイベントで見事にボールを操るNBAのスティーブ・ナッシュ選手。写真撮影:竹見脩吾

無料チャリティーサッカーイベントで見事にボールを操るNBAのスティーブ・ナッシュ選手。写真撮影:竹見脩吾

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 バンクーバー、イエールタウン地区にある公園David Lam Park(1300 Pacific Blvd., Vancouver)で9月19日、無料サッカーイベント「Showdown in Downtown」が開催され、有名プロスポーツ選手たちを一目見ようと、公園周辺の歩道まで何重にも人垣ができるほど多くの人でにぎわった。

 会場のファンの注目が集まったのは、8対8の前後半30分で行われたエキシビションゲーム。スティーブ・ナッシュ選手(フェニックス・サンズ所属)率いる「Coast Capitalチーム」には、バロン・デイビス選手(LAクリッパーズ所属)、ハシーム・サビーン選手(メンフィス・グリズリーズ所属)などのNBA選手のほか、1998年FIFAワールドカップで優勝したフランス代表チームメンバーの1人、ユーリ・ジョルカエフ選手もフランスから参戦し、華麗なテクニックを披露した。当初、参加を予定していたヤオ・ミン選手(ヒューストン・ロケッツ所属)はけがのために不参加となった。

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 対する「BC Hydro Power Smartチーム」は、バンクーバーのプロサッカーチームWhitecaps FCから選手たちが交替で出場した。前日のレギュラーシーズン最終戦の疲れを見せることなく、ピッチを走り回る平野孝選手の姿も。普段の緊張した表情とは違い、リラックスした雰囲気でサッカーを楽しむ様子がうかがえた。

 身長221センチのサビーン選手が、ほかの選手には全く届かない高さのボールにヘディングで合わせてゴールを狙ったり、思わずボールに手を出しそうになってしまったりする場面には会場から歓声が起こった。試合は10対5でNBA選手チームが圧勝し、ファンからは大きな拍手が送られた。

 ナッシュ選手が立ち上げたチャリティー団体「Steve Nash Foundation」の認知度向上と基金集めを兼ねた今回のイベント。同選手は、試合終了後、観客やボランティアの人たちに向けて「コミュニティー全体で知恵を出し合い、これからの未来を担う子どもたちのためにそれぞれの立場でできることを皆が協力してやっていきましょう」と呼び掛けた。

 「サッカーとバスケで使うボールは違っても、お互いプロのアスリート。体の動きやボールへの反応が早い」と試合の感想を語った平野選手。「(サビーン選手の)ディフェンス時の動き方がバスケのフットワークになっているのが見ていて面白かった。トップレベルで活躍する選手たちと一緒にプレーしながら学べる部分も多く、とても楽しくていい経験ができた。スティーブのサインはちゃんともらったよ」と笑顔を見せた。

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