バンクーバー冬季五輪をテーマにしたニンテンドーDS/Wii向けゲームソフト「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」が10月13日、北米・欧州で発売される。発売元は日本のゲームメーカー「セガ」(東京都大田区)。
夏季五輪をテーマとし、任天堂(京都市南区)との共同開発で2007年に発売された「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」の続編にあたる同ソフト。セガが国際オリンピック委員会(IOC)の独占的なライセンシーであるInternational Sports Multimedia(ISM)からの独占的許諾を受けて開発にあたった。
前作に続き、マリオとソニックをはじめとするセガと任天堂の人気キャラクターたちが、冬季五輪の舞台で再び競演する。WiiとDSでは競技内容などがいくつか異なるが、いずれもアルペンスキーやスピードスケート、アイスホッケーなどの人気競技のほか、スポーツ雪合戦などの五輪種目以外の競技も用意。Wii版ではバランスWiiボードに対応した競技もあり、より本格的に五輪種目を楽しむことができるという。
総合ゲーム情報サイトIGN.comでゲーム各社出展タイトルから部門別にベストタイトルを選出するBest of E3 2009 Awardsでは、DS版が「ベストDSスポーツゲーム」に選出されており、「夏の舞台で長年のライバルが大接戦を繰り広げた前作から進化して帰ってきた注目作」と評されている。前作は全世界で1,000万本を超える大ヒットを記録した。
価格は、Wii=49.99カナダドル、DS=34.99カナダドル。日本版は11月、任天堂から発売を予定する。