街中を真っ赤に染めよう-リッチモンドで五輪キャンペーン「Paint the Town Red」

「Paint the Town Red(街中を真っ赤に染めよう」キャンペーンがリッチモンドで始まった。

「Paint the Town Red(街中を真っ赤に染めよう」キャンペーンがリッチモンドで始まった。

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 リッチモンド市中心部にあるショッピングモール「Lansdowne Centre」(5300 No.3 Road, Richmond)で10月17日、「Paint the Town Red(街中を真っ赤に染めよう)」キャンペーンのオープニングイベントが開かれた。

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 同キャンペーンは、カナダオリンピック委員会とリッチモンド市の共催。カナダ代表選手たちをコミュニティーで応援し、オリンピック開催に向けての地元のムードを高めることで国中が一つになることを目的として行う。同委員会では「赤いものを身に着ける」「赤い風船を部屋に飾る」「髪を赤く染める」「赤色の飲み物や食べ物をメニューに加える」「赤い車は駐車場代を無料にする」などさまざまなアイデアで個人や学校、会社、コミュニティーレベルで、より多くの人たちが参加するよう期待を寄せる。

 当日、会場には同市内Quilchena小学校の子どもたちが作った「真っ赤な手形」と選手たちへのメッセージで彩られた応援バナーが飾られたほか、各店頭をカナダ国旗でデコレーションしたり、店員らが赤い服を着たりするなど、モール内が赤色に染まった。

 Malcolm Brodieリッチモンド市長をはじめ、特別ゲストとしてイベント会場を訪れた同市在住の元オリンピック選手Alice Simicakさんらも、買い物客とともにバナー作りに参加。「若い選手たちには、常に夢に向かって突き進んでほしい」(Aliceさん)とメッセージを送った。

 「オリンピック期間中は世界中から集まった観衆が、それぞれの国の色を身に着けて応援するだろう。特に、リッチモンドにはオランダハウスが設置されるのでオレンジ色が増えると思うが、それに負けないくらい、みんなで街を赤一色に染めたらカナダ選手は心強いはず」と同市長。

 同モールのジェネラルマネジャーBarbara Phillipsさんは「これから実際のオリンピック開催まで、さまざまな関連イベントを予定している。どうせ混雑しているから、オリンピックは家でテレビ観戦して済ませるなんて言わずに、街に繰り出してこの興奮を体全体で味わってほしい。一生に一度の大イベントにみんなで参加しましょう」と呼びかける。

 今回作製したバナーは、3月のパラリンピック終了まで、競技会場や周辺イベント会場など市内各所に掲げられる予定。

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