具が3段の豪華「五輪ちらし」、バンクーバーのすし店が提供開始

実際は3層に重なり下段に(向かって右上)アナゴ、いくら、ホタテ、ウニ、中段にマグロ、サーモン、タイ、サバ(左上)が重ねられ、上段に五輪マーク(手前)を飾る。ひとつの入れ物で提供される豪華な「五輪ちらし」。撮影:竹見脩吾

実際は3層に重なり下段に(向かって右上)アナゴ、いくら、ホタテ、ウニ、中段にマグロ、サーモン、タイ、サバ(左上)が重ねられ、上段に五輪マーク(手前)を飾る。ひとつの入れ物で提供される豪華な「五輪ちらし」。撮影:竹見脩吾

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 バンクーバーのすしレストラン「Sushi Zero One」(559 W. Pender St, Vancouver TEL604-605-1625)は2月8日から、五輪開催期間中の特別メニューとして豪華な魚介類を3段に敷き詰めた「五輪ちらし」の提供を始める。

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 五輪ちらしの一番下の段は、すし飯の上にウニやホタテ、イクラ、アナゴを敷き詰め、中段にはマグロやサーモン、タイ、サバを挟む。上段の五輪マークはとびことまさごで色鮮やかにトッピングし、緑色の輪はワサビ味にするなど趣向を凝らす。「五輪のマークをきれいに描くのに試行錯誤した。ご飯の中にたっぷり入った魚介類はボリュームたっぷりで2人でも食べ応えがあり喜んでもらえると思う」と自信をみせるオーナーの小畠秀和さん。価格は20.10カナダドル。

 「お客さんに安くて新鮮なものを食べてもらうためには手間を惜しまず、漁師さんから水揚げされたばかりの魚介類を仕入れ、ネタによって仕入先を変えている」という小畠さん。同店は仕入れたばかりのネタをツイッターでつぶやくことで、常に新鮮なものを食べてもらう努力をするなど、ネタに対するこだわりをみせる。

 約15年にわたりすしシェフとして腕を振るってきた小畠さんは「日本人選手を応援しながらお客さんにも喜んでもらいたいと思い、昨年夏ごろから五輪特別メニューを考えていた。五輪ということで中身を豪華にして見た目も楽しみながらおいしく食べてもらうために、新鮮なネタをふんだんに取り入れた」と五輪ちらし誕生の経緯について話す。

 そのほか、ゴールド(10カナダドル)、シルバー(9カナダドル)、ブロンズ(8カナダドル)の五輪特別弁当(みそ汁付き)を提供。日本人選手が各種メダルを取った翌日、そのメダルの色の弁当の具がグレードアップするという。

 五輪関連メニューの注文は、ウェブサイトや電話のみで受け付ける。

 営業時間は11時00分~20時(月曜~金曜)、11時00分~19時(土曜・日曜)。オリンピック開催期間中は連日24時まで営業。

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