バンクーバーのイエールタウンに、大手スポーツ用品メーカー「ミズノ」が五輪期間限定で「MIZUNO HOUSE」(1006 Mainland St, Vancouver TEL 604-806-6223)をオープンし、スピードスケート日本代表の公式ウエアなどを展示している。
展示する公式ウエアは、日本チームのスピードスケート、スケート・ショートトラック、スキージャンプ、クロスカントリーのスーツ。中でも、金色をベースにした斬新なデザインで発表時から話題となっていたショートトラック、スピードスケートのウエアはショーウインドー越しに通行人の注目を集め、「『公式ウエアも販売しているのか』と尋ねられることもある」と同店スタッフの浅井久美子さん。日本チームのほかにドイツ、クロアチアチームのウエアも展示している。
2月15日にスピードスケート男子500メートルに出場した長島圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルを獲得したことで、日本のスピードスケート選手への注目がより高まっている。広報担当の笹俣剛さんは「選手の実力が第一なのはもちろんだが、100%のうち1%だけでも力になって選手の背中を押すことができればと思いスーツを開発してきたので、今回の両選手の活躍は本当にうれしい」と話す。
バンクーバー冬季オリンピックで多くの種目の競技ウエアを提供する同社。店内では独自の素材を使用したスポーツアンダーウエアなどの販売も行い、カナダ国内でのシェア拡大も視野に入れる。今月20日まではリッチモンド市のリッチモンド・センターでもプロモーションを行い、19日・20日には同社製品を身に着けたアクロバット・パフォーマーによるイベント「Acrobatic Performance」も予定する。
営業時間は10時~22時。3月1日まで。「Acrobatic Performance」は、両日とも12時~、14時~、16時~。