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スティーブストン仏教会で日本のための祈とう集会-宗教と人種を越え実現

スティーブストン仏教会で震災被災者のための12時間の祈りの集いが開かれた

スティーブストン仏教会で震災被災者のための12時間の祈りの集いが開かれた

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 リッチモンド市にあるスティーブストン仏教会(4360 Garry St. Richmond, TEL 604-277-2323)で3月26日、「東日本大震災・祈りの集い(Canada Cares)」が開かれ、浄土真宗、霊厳山寺、キリスト教会、華光電蔵寺の僧侶らが12時間交代で震災犠牲者と被災者のために人種と宗教を超えた祈りをささげた。

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 集いはスティーブストン仏教会の提案で実現したもの。当日8時にスティーブストン仏教会の生田僧侶の念仏により開始、他宗教の僧侶の祈とうや瞑想(めいそう)などが順次行われ、各会所属の信者や地元日系人らが20時の終了まで次々と参拝した。

 伊藤秀樹日本国総領事、Bill McNultyリッチモンド市議会員らも参拝しあいさつ。和太鼓演奏、地元の子どもたちによる合唱、折り鶴作りなども行われた。同教会スタッフは「世界中の人々が日本のことを心配して何かをしたいと望んでいる。この思いが被災者の方に届き、少しでも希望を届けることができれば」と話す。

 当日集まった義援金は全額カナダ赤十字社または日本赤十字社へ寄付される。

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