Pacific Centre Atrium(700 West Georgia St., Vancouver)で1月23日、「グランビル・ストリート再開発プロジェクト」のオープンハウス(一般公開)が行われる。
同プロジェクトの対象となるのは、グランビル通り周辺の8ブロック(約1.5キロメートル)で、ドレイク通りからコルドバ通りとの交差点まで。新しく街路樹を植えたり、歩道の幅を広げてカフェの座席を置くスペースとして使えるようにする。北側はビジネス街、中心部は劇場などの娯楽施設、南側は観光客向けのホテルや小売店・商業施設など、同じ通り沿いでも時間や場所によってさまざまな表情を持ち、バラエティーに富むエリアとして生まれ変わる。
現在建設中の新しいスカイトレインの駅や、近隣の高層住宅ビルの建設によって、2021年までに同地域の人口は現在の2倍の30,000人に増加すると予想されている。
バンクーバー市は2002年から同プロジェクトに取り組み始め、昨春4案に絞られた候補案を検討し、今回展示する最終案が完成した。当日は、展示について市の担当者が詳しい説明を行うほか、市民からの質問に応える。
同プロジェクトのプランニング・アシスタント、レイチェル・ハリソンさんは「このプロジェクトが完成したら、通り全体の動きが変わるはず。ダウンタウンの中心となる通りとしてさらに発展していくエリアなので、今回の展示を実際に多くの人に見てもらって、意見を聞かせてほしい」と呼びかける。
オープンハウスの開催時間は12時~13時30分、16時30分~19時30分。同プロジェクトの工事は、2008年8月~2009年11月に行われる予定。