日本の劇団「チェルフィッチュ」、バンクーバー「PuShフェス」に参加

劇団チェルフィッチュが「ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶」を上演

劇団チェルフィッチュが「ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶」を上演

  • 0

  •  

 バンクーバー市内各所で開催されているパフォーミング・アーツの祭典「PuSh」で1月26日から、日本の劇団チェルフィッチュが「ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶」を上演する。

[広告]

 同作品は2009年にベルリンで初演。欧州の劇場やフェスティバルで注目を集め好評価を受けた作品。27日には上演100回目を迎える。チェルフィッチュ主宰の演劇作家、岡田利規さんは「派遣社員が首を切られるという設定の作品。送別会の設定をしているシーン、社員たちのシーン、そして切られる人のあいさつ、どうでもいい内容のあいさつのシーンが続くという3部構成。身体表現に特徴があり、ダンス的な身体の動きを特に強調し前面に押し出していく作品」と解説する。

 2回目の参加となる同フェスについて、岡田さんは「PuShは実験的なプログラムも多くあるのでフェスティバル(自体)を楽しみに来てもらいたい。その一環として当作品も楽しんでもらえたら」と話す。「日本では舞台演劇はそれほど盛んではない。バンクーバー滞在中の日本人の人にも、こういう演劇があると感じていただければ」とも。

 Studio T, Goldcorp Centre for the Arts (149 West Hastings St. Vancouver )で28日までの3日間上演。26日・27日の上演後には岡田さんを交えてのトークタイムも設ける。

 開演は20時。チケットは、大人=32カナダドル(前売り)・34カナダドル(当日)、シニア=28カナダドル(前売り)・30カナダドル(当日)、学生=26カナダドル(前売り)・28カナダドル(当日)。サイトと電話(TEL 604-684-2787)で販売する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース