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「IKEA」リッチモンド店が拡大オープン、一番乗りは5日前から

「IKEA」リッチモンド店のオープン一番乗りをしたTheresaさんは、1万ドル分のギフトカードを手にした。

「IKEA」リッチモンド店のオープン一番乗りをしたTheresaさんは、1万ドル分のギフトカードを手にした。

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 スウェーデン発の生活雑貨・家具専門店「IKEA(イケア)」リッチモンド店(3320 Jacombs Rd., Richmond、TEL 604-248-6868)が4月25日、リニューアルオープンした。

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 世界40カ国に325店舗、カナダ国内では11店舗を展開する同社がリッチモンドにオープンしてから35年。旧店舗と同じ敷地内の東側に、33万4000平方フィート(約3万1000平方メートル)の新店舗を建設。これまでの1.5倍以上のスペースに9000点以上の商品を展示し、順路に沿って店内を歩くと、総歩行距離は1.5キロにもなる超大型店となって生まれ変わった。レストランエリアには600席以上を設ける。

 オープン初日は小雨の降る中、多くの客が行列を作った。一番乗りは、バンクーバー在住のTheresaさん。地元ラジオ局と同店のコラボ企画に当選し、オープン5日前から、同店入り口に設営されたガラス張りのリビングスペースに住み込んで開店を待った。Theresaさんには来店1号を記念して1万カナダドル分のギフトカードが贈られ、「子どもたちのものであふれる家がもっとうまく片付けられるように収納グッズを探したい」と、最初の一歩を踏み入れた。

 オープン前の1週間は、「宝探し方式」でクーポン配布を行い、ツイッターで隠し場所のヒントを画像付きでつぶやくなどで話題になった。同キャンペーンで250ドル分のギフトカードを手にしたChristineさんは「ちょうどこの週末に引っ越してきたばかりでラッキーだった。家具やキッチン用品をいろいろそろえたい」と笑顔で話す。オープン当日の先着1000人に、準備したクーポンの配布は開店後30分で終了した。

 同店は、大きな天窓からより多くの太陽光を取り入れることで店内での照明使用量の削減を図ったり、LED照明の利用やエコ洗剤を使って清掃を行ったりするなど、環境保護を意識した取り組みも積極的に行う。駐車エリアには、ハイブリッドカー専用スペースや100台分の駐輪場も。「コミュニティーの人たちや環境にポジティブな影響を与えることを常に考えている。今回の新店舗も、より一層効果的なエコ活動を展開できるように設計してある」(Maya Abdou同店マネジャー)。

 営業時間は、月曜~金曜=10時~21時、土曜=9時~20時、日曜=10時~18時。

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